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Coinbase(コインベース)|日本(Japan)との関連は?・証券取引所上場|

はじめに

Blockmaniaはブロックチェーン・暗号通貨関連でビジネスを行なっていこうとする人向けのサイトとなります。

暗号通貨周りのビジネスを考える上で現在の動向そして今後予想される動向について追って行くのは非常に大切なことです。特に暗号通貨取引所領域において、影響度の強いcoinbaseならなおさらです。

coinbaseは暗号通貨投資が盛り上がり始めた2017年に大きな利益を得たと考えられます。つまり2016年までとはキャッシュの量が異なり、2018年からそのキャッシュをどこに投資するのかに注目すべきでしょう。

coinbaseが投資する領域に注目すべきなのには理由があります。coinbaseは暗号通貨取引所をやっており、暗号通貨取引所が今以上の利益をあげるには暗号通貨関連の産業が盛り上がり成熟しなくてはいけません。そのため、coinbaseの投資する領域はcoinbaseが今後伸びるであろう領域だと考えていることがわかります。

 

本記事ではcoinbaseの概要・投資実績・買収実績そしてこれから注目すべき点についてまとめます。

これからcoinbaseと同じような取引所ビジネスを行うのは難しいでしょう。以下はCOINTELEGRAPHの記事です。

https://jp.cointelegraph.com/news/japanese-fsa-will-restart-to-register-crypto-license-fsa-opened-result-of-inspection

coinbase 概要

coinbaseは2012年創業のユニコーン企業で、暗号通貨の取引所サービスを行なっています。ブロックチェーン・暗号通貨関連の企業でユニコーン企業と呼ばれるのはcoinbaseの他にBitmainやBinanceなどがあります。この三社は暗号通貨業界の三代巨頭とも言えるでしょう。coinbaseの公式サイト(https://www.coinbase.com/about)によると、現在ユーザーは2000万人を超え、17兆円もの金額がcoinbaseプラットフォームで取引されているそうです。coinbaseがサービスを展開している国は本社があるアメリカのほかにヨーロッパ諸国があります。対応言語はドイツ語やスペイン語などがあります。

coinbaseのヨーロッパ参入の話が出たのでメモ書き。先日海外のブロックチェーンプロジェクトのミートアップに参加し、何人かののブロックチェーン企業のCEOと話したところ、ドイツ・イングランドに行ってブロックチェーンビジネスに関わるべきだと言われました。

サービスについて

coinbaseがリリースしているサービスには通常の暗号通貨取引所サービス、投資家向け取引ツール、ウォレットなど従来の暗号通貨ビジネスだけではありません。

coinbaseはEarn.comを買収し、Bitcoinを支払え、受け取ることができるメールアプリも提供しています。Earn.comについて詳しく知りたい方はこちらから

 

資金調達について

様々なラウンドで影響力をもっているVCから資金調達を行なっています。シードラウンドではY combinator、シードAではUnion Square Ventures、日本からも三菱UFJ銀行などが投資を行なっています。

各ラウウンドの実施時期と主な投資家が以下になります。

シードラウンドー2012年8月
Y combinator

シリーズAー2013年7月
Union Square Ventures
SV Angel
Digital Currency Group

シリーズBー2013年12月
Andreessen Horowitz
Union Square Ventures

シリーズCー2015年1月
Blockchain Capital
Andreessen Horowitz
Union Square Ventures
New York Stock Exchange (NYSE)

ベンチャーラウンドー2016年7月
三菱UFJ銀行

三菱UFJキャピタル

シリーズDー2017年8月
Institutional Venture Partners
Tusk Ventures

 

coinbase サービス(2018)

 

2018年に入ってからのcoinbaseの動きを確認していきます。

ー 2018年2月
 

  • Coinbase Commerceをリリース


ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインに対応している暗号通貨eコマース決済ツールです。

 

ー 2018年3月

  • 税金計算ツールを発表

coinbaseが発表した税金計算ツールは取引所と連動し、ユーザーの暗号通貨に関する税務申告の利便性を高めます。

  • ERC20トークンのサポートを発表

 

ー 2018年4月
 

  • Coinbase Venturesを発表

ー 2018年5月

  • トレーダー向けツールcoinbase proを設置

ー 2018年6月

  • ポートランドに新オフィスを設置(オフィスは7年の賃貸契約です。)
  • Ethereum Classicのサポートを発表
  • アメリカ証券取引委員会(SEC)に監督された取引所になることのプロセスを進んでいること

ー2018年7月
機関投資家向けのCustodyサービスをリリース

気になる方は以下のサイトからチェックしてみてください。
https://blog.coinbase.com/coinbase-custody-is-officially-op…

coinbase ventures 投資実績

Coinbase Ventures(CVC)は2018年4月に始動したファウンドです。しかしすでに17社に投資しています。

 

・Open Sea(https://opensea.io/

代替不可能なクリプトアセットのマーケットプレイスを手がける
・Celo(https://celo.org/

電話番号を利用して暗号通貨支払いを安全で素早く行うことができるサービス

・Compound(https://compound.finance/

オーダーブックなしでERC20トークンの貸し借りをトラストレスで行うことができる

・TruStory(https://www.trustory.io/

トークンエコノミーを利用してwebサイトやブログ、ホワイトペーパーにあるスキャムの発見・検証を行なうサービス

・Elph(https://elph.com/

dAppsのポータルサイト

・Reserve(https://www.reserve.org/)

価格が安定しているstable coin

・Rarebits(https://rarebits.io/)

代替不可能なクリプトアセットのマーケットプレイス

・Relevant(https://blog.relevant.community/

ブロックチェーンを利用した評価プロトコル

・Spacemesh (https://spacemesh.io/

ノードのストレージを利用して動くブロックチェーン

・etherscan(https://etherscan.io/

Ethereumブロックチェーンのエクスプローラー

・Unlock Protocol(https://unlock-protocol.com/

クリエイターがコンテンツから直接収益をあげることができるプロトコル

・Fuel Games (https://www.fuelgames.io/

ゲームに特化したブロックチェーン

・R.A.R.E. Network(https://www.rareart.io/

クリエイターのマネタイズを支援するマーケットプレイス

・TokenDaily(https://www.tokendaily.co/

暗号通貨・ブロックチェーンに関する情報サイト

・Horizon Games(https://horizongames.net/

ブロックチェーンを利用したゲーム・ゲームプラットフォーム

・Public Market(https://publicmarket.io/

ブロックチェーンを利用したEコマースマーケットプレイス

・coinmine(https://coinmine.com/password

 

coinbase これから

coinbaseのこれからの動きに関して、三つの視点でみていきましょう。

投資の動き

coinbaseは暗号通貨投資が盛り上がり始めた2017年に大きな利益を得たと考えられます。つまり2016年までとはキャッシュの量が異なり、2018年からそのキャッシュをどこに投資するのかに注目すべきでしょう。

coinbaseが投資する領域に注目すべきなのには理由があります。coinbaseは暗号通貨取引所をやっており、暗号通貨取引所が今以上の利益をあげるには暗号通貨関連の産業が盛り上がり成熟しなくてはいけません。そのため、coinbaseの投資する領域はcoinbaseが今後伸びるであろう領域だと考えていることがわかります。

買収の動き

coinbaseは前述したビットコインを受け取ることができるメールアプリを手がけるearn.comやdApp開発を行なっていたサイファーブラウザを買収しました。(サイファーブラウザ買収に関するコインテレグラフの記事はこちら

coinbaseの買収する企業をみていけば、取引所事業を行なっている企業が必要とするサービス等が見えてくるのではないでしょうか。そのサービスは日本の取引所も今後必要とするものかもしれません。

SECとの協議

また、coinbaseはSEC(アメリカ証券取引委員会)と協議を行なっていると考えられ、暗号通貨が今後証券として捉えられるようになるのかについても注目が集まっています。暗号通貨が証券化されれば今とは社会の暗号通貨への認識が変わっていきます。

 

coinbase まとめ

coinbaseは1000億円規模の売り上げを残し、金融業界に歩み寄りながら事業の規模を大きくしてきました。その動きは今後も変わらないと思います。

今回お伝えしたかったことは取引所の動向です。取引所の動向を見ると、今後伸びてくるであろう領域が見えてきます。逆に取引所事業はほぼ今あるプレイヤーが担っていくことになり、参入するのは難しいと考えられます。そのため取引所の動向を観察し、暗号通貨周りのビジネスチャンスにいち早く気付くことが重要です。

また暗号通貨取引所としてBinanceも有名所です。Binanceはcoinbaseとはまったく違った歩みをしている取引所で、非常に興味深いので今後Binanceに触れた記事も出すのでお楽しみにしてください。